
三平の5年 その後
エピローグ 2つの人生
毎月いくらあれば、豊かに暮らせるのか。働いて得る収入と、資産が生む報酬。2つの人生のどちらを選ぶかは、あなた次第。そして三平と妻は、キャンピングカーで日本一周へ。
E-1毎月いくらで、あなたは幸せですか?
三平と妻は、紙に書いた。家賃、食費、旅の費用、孫へのお小遣い。本当に必要な毎月のお金は、思っていたより小さかった。
学ぶこと「いくらあれば足りるか」を先に決める。目標がないと、いくらあっても不安は消えない。
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E-2朝から夜まで働く300万と、何もしない300万
朝から夜中まで働いて得ていた収入と、資産3,000万円が生む報酬。三平は2つを並べた。金額の差より、「体を使わない」ことの差が大きかった。どちらを選ぶかは、あなた次第。
学ぶこと2つの人生を数字で並べる。選ぶのは自分。
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E-3家を残すか、株を残すか。子が喜ぶのはどっち?
家は分けにくく、維持費がかかり、売りにくい。株は分けやすく、維持費がなく、売りやすい。三平は息子に「迷惑をかけない残し方」を選んだ。
学ぶこと残す物は、残される人が困らない物に。制度の細かい所は税理士・弁護士へ。
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E-4荷物を全部下ろしたら、海が見えた
店の鍵を塚ちゃんに渡した翌月、三平と妻は白いキャンピングカーで福岡を出た。全部の荷物を肩から下ろした2人は、海の見える道で初めて、本当の意味での「安心」を知った。
学ぶこと荷物を下ろすと、人生が軽くなる。心の豊かさは、持ち物の数ではない。
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E-5余命1年。あと1年遅かったら、この話はなかった
日本一周3年目、三平は体の異変に気づく。がん。余命1年。病室で三平は数えた。家を売った年、店を渡した年。もし、あのどれか1つでも「来年にしよう」と1年遅らせていたら——この物語は、ここで終わっていた。
学ぶこと決断を1年遅らせていたら、成り立たなかった。資産は人がいなくなっても残る。考え方も残る。
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E-6今やらなくて、いつやる。美容師は後回しの天才
美容師は忙しい。朝から夜まで、日々の予約に追われ、大事なことほど後回しになる。三平もそうだった。だから三平は最後の手紙に書いた。「無理してでも、今やれ。僕は、あの時やってよかった」。
学ぶこと美容師は後回しにしがちな仕事。だからこそ、今やる。今やらなくて、いつやる。
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E-7三平さん、お疲れさまでした
語るのは、妻と塚ちゃん。三平が残した資産で、妻と息子は今も笑顔で暮らしている。塚ちゃんの店は2号店を出した。そして最後に、楊さん(バフェット先生)と、三平が学んだ講座のことをくわしく。
学ぶこと残った資産と、残った考え方。それが三平の答えだった。
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